窓に断熱シートの効果、デメリットはない?おすすめの窓の断熱はプチプチ。効果を検証してみた

窓に断熱シートの効果ない?100円均一のプチプチを貼ったメリットがあった体験談

電気代高騰の影響で窓に断熱シートを貼って断熱対策を検討されている方も多いのではないでしょうか。

断熱シートは、100円均一ショップ買うことができて手軽にDIYできるので注目されてますが「窓の断熱シートの効果ない」という口コミもあります。

窓は家の中で熱が一番出入りしやすい場所なので、断熱シートに効果があるなら電気代を抑えつつ寒さも和らげることができます。

実際に窓ガラスに断熱シート(100円均一のプチプチ)を貼ってみると4つのメリットを体感できました。

こちらの記事では、窓に断熱シートを貼る効果と100円均一のプチプチを貼るメリットについてご紹介します。

窓の断熱シートの効果ない?

「夏、エアコンをつけているのに涼しくならない。」

「冬、エアコンやファンヒーターつかっても中々あたたまらない。」

「電気代があがっているから何とかしたい。」

この悩みを解決するために、省エネなエアコンに買い替えを検討する人が多いですが窓の断熱をすることで家電製品を見直ししなくても電気代を抑えることができます。

それは、窓やサッシの断熱対策をすること(窓に断熱シートを貼る・緩衝材やプチプチを貼るなど)です。

窓の断熱が低予算で効果的に電気代を抑えることができる理由について詳しく解説します。

窓から熱の出入りが多い

夏は70~75%の割合で外の熱が入り、冬は50~55%の割合で部屋の熱が外に逃げるといわれています。

家全体を見てみると屋根や壁、窓ガラスやサッシなどいつも外と接しているのでお部屋をエアコンや暖房器具で室温調整しても熱リークがあります。

季節によって多少の違いがありますが、壁20%・換気15%・床10%・屋根5%ほど家から熱は逃げているそうです。壁・床・屋根の断熱効果をアップするならおおがかりなリフォームが必要で電気代を抑えたい方にとって現実的な対策方法ではありません。

その中でも窓から熱の出入りが最も多いので、窓ガラスやサッシを断熱対策する効果が大きいです。

お部屋の快適な室温を保って

電気代を抑えるには、熱の出入りを防ぐ窓の断熱が必要。

とはいえペアガラスやトリプルガラスの交換リフォームが効果的ですが費用がかかってしまいます。

そこでいま注目されている窓に断熱シートを貼る効果を検証してみました。

窓の断熱シートの効果
  • 夏、外からの熱気を防ぐ
  • 冬、外からの冷気を防ぐ
  • 部屋の熱が外に逃げないようにする

ネット上の口コミを確認してみると、窓の断熱シート効果ないという意見もあります。まずは断熱シートが効果がないと言われる理由について解説します。

断熱シートが効果ないと言われる理由

断熱シートが効果ないと言われる理由は、商品の構造と断熱するしくみにあります。

構造は、ポリエチレンシートのフィルムでできています。

窓の断熱するしくみは、このシートを窓ガラスに貼ることで窓ガラスとシートの間にできる空気の層で断熱します。シート自体にも断熱効果を期待することができます。

とはいえ、窓ガラスに貼ったシートは空気の層が小さいため断熱効果が少ないです。

シートを貼って窓ガラスの厚みを増しただけなので、

「なにも貼らないよりはマシ」

「断熱シート単体の効果は期待できない」

というネガティブな意見がある理由です。

断熱シートを貼るなら緩衝材(プチプチ)がおすすめ

断熱シート 緩衝材(プチプチ)

電気代の節約するために、部屋の熱の出入りを防げる断熱シートをホームセンターや100円均一ショップで探してきました。

    ホームセンターや100円均一ショップで見つけた3種類の断熱シート
  • 薄いフィルムタイプ
  • 緩衝材(プチプチ)
  • スプレータイプ

薄いフィルムでは、窓ガラスとシートの間にわずかな空気の層しかつくれないので断熱効果は限界があります。

スプレータイプは、シュッとひと吹きでコーティングで断熱できる!と目をひく商品パッケージのものが何個かありましたがエアコンの設定温度を調整できるほどの効果は体感出来ませんでした。

やはり最も効果を体感できた、断熱シートは緩衝材(プチプチ)タイプです。


断熱シートをタイプ別に服でイメージしてみました!

窓ガラスに薄いフィルムを貼る対策やスプレーを吹きかけて膜をつくるのは空気の層が少ないウィンドブレーカーを羽織ったようなものなので寒いですよね。

身体をあたためるには、ウィンドブレーカーの中に空気の層をつくるセーターを着るか。空気の層をたくさん作れるダウンジャケットを羽織る必要があります。

窓に断熱は、緩衝材(プチプチ)のようなカーテンと窓ガラスに空気の層をつくれるもので対策したほうが効果を期待できます。

しっかりと断熱対策したい方は、断熱シートと緩衝材(プチプチ)を貼るような対策の併用とカーテンの見直しも必要です。

夏は70~75%の割合で外の熱が入り、冬は50~55%の割合で部屋の熱が外に逃げるといわれています。

普段家族がすごす時間の多いリビングやお子さんが寝る子供部屋の窓に緩衝材(プチプチ)を貼ると、夏の暑さや冬の寒さ対策できるのでぜひ試してください。

窓に断熱シートを貼るメリット

窓ガラスに貼った断熱シート

窓の断熱対策として注目されている断熱シート。部屋の熱の出入りを防ぐ以外にも窓に断熱シートを貼るメリットがあります。

こちらで詳しく解説します。

手軽に断熱対策できる

窓やサッシの断熱するしっかりと対策するならペアガラスやトリプルガラスにしたり、アルミフレームのサッシから樹脂フレームのサッシに変えたりと大掛かりリフォームになってしまいがちです。

「窓ガラスに断熱シートは貼るだけ」

これなら、ホームセンターや100円均一ショップで買うことができて自分でDIYできます!アパートに住んでいる方も不動産会社や大家さんに相談せずに手軽に断熱対策ができちゃいます。

リビングは、日中は太陽の光を取り入れたい方もいます。掃き出し窓の下だけ貼ると床の底冷えを防ぐのに効果的です。

目隠し対策できる

カーテンを開けたとき、外の視界が気になるお部屋の窓にすりガラスや緩衝材(プチプチ)タイプの断熱シートを貼ると目隠し対策できます。

紫外線対策もできる

一般的な窓の紫外線透過率は、約70%ほどと言われています。アパートなどの賃貸住宅に取り付けられた窓はさらに多くの紫外線が室内に入り込んでいるおそれがあります。

部屋の中に入る紫外線は、家具が変色したり色あせたり日焼けなど肌への影響も考えられます。

紫外線カット付きの断熱シートなら、室内に紫外線が侵入するのを防ぐことができます。

エアコンや暖房器具の使用を控えるようになった

ホームセンターや100円均一ショップでDIYする姿を家族がみることで節電の意識が上がります。

窓に断熱シートを貼ると、エアコンの設定温度を調整したり暖房器具の使用を控えるようになったという声を良く聞きます。

我が家では子供たちがリビングで過ごす時間が増えて、子供部屋のエアコンの使用を控えてくれるようになりました。

「なにも貼らないよりはマシ」

「断熱シート単体の効果は期待できない」

と言われますが親が二人でDIYする姿をみて子供達の節電の意識が上がったのは大きなメリットでした。

まとめ

今回は、「窓の断熱シートのメリット、効果ない?100円均一のプチプチを貼った体験談」をご紹介しました。

我が家では寒い冬の外からの冷気の侵入を防ぐために、断熱シートを貼ってましたが、

「なにも貼らないよりはマシ」

「断熱シート単体の効果は期待できない」

断熱シートは効果ないという口コミ通りでした。

窓とカーテンの間に空気の層をつくることができる緩衝材(プチプチ)をリビングや子供部屋に貼って断熱対策をしています。

窓に緩衝材(プチプチ)を貼るのは、はさみとテープがあれば誰でもカンタンにDIYできるのでおすすめです。

断熱シート(我が家ではプチプチ)の窓の貼り付け作業をしている姿を子供達がみていた効果なのか。プチプチの断熱効果以上に子供達の省エネの意識が高くなったように感じます。

手軽に実践できる暑さ、寒さ対策としては効果的な窓に緩衝材(プチプチ)を貼る。ぜひ試してみてください。

あわせて読みたい窓の断熱対策で冬の電気代を節約!プラダン 窓 立てかけや断熱材でDIYする6つの方法
窓に断熱シートの効果、デメリットはない?おすすめの窓の断熱はプチプチ。効果を検証してみた
最新情報をチェックしよう!