遮光カーテンは、お部屋がほぼ真っ暗になり昼間熟睡したいにときには便利ですが、1日暗い部屋で生活のリズムが崩れてしまうのはストレスたまりますね。
「赤ちゃんをぐっすり寝かせてあげたい。」「旦那さんが夜勤なので日中寝かしてあげたい。」こんなときも遮光カーテン1級はやめた方がいいのか悩みました。
私が育児しているとき遮光カーテンを白にしたら、意外と快適に過ごせました。
こちらの記事では、私が遮光カーテンの色味を工夫した体験談をご紹介します。
お部屋を真っ暗にしても熟睡できない人は、ぜひ参考にしてください。
遮光カーテンやめた方がいい3つの理由
遮光カーテンは、ほぼ部屋が真っ暗になるので昼間ぐっすり寝たい人には便利だけど、やめた方がいいと言われる理由が3つあります。
- 朝、日の光で目覚めることができない
- 部屋が暗くて気持ちが落ち込む
- 窓の隙間の光漏れが気になる
朝、自然の光で目覚めたくて南側のお部屋を寝室にしたのです。
それでも私が1級遮光カーテンをやめなかったのは、「赤ちゃんをぐっすり寝かせてあげたい。」「旦那さんが夜勤なので日中寝かしてあげたい。」からです。
遮光カーテンをやめられない私は色味を工夫したことでデメリットを解決できました。
遮光カーテンのデメリット

遮光カーテンの悪いところを理解していれば、対策できるのでとりつけた後の悩みは少ないはず。1級遮光カーテンのデメリットをまとめて4つご紹介します。
寝過ごしがちに、寝坊することも
カーテンを閉めればお部屋が真っ暗になるので、朝になったことが気がつかず寝過ごしがちに。
朝日を浴びることで体内時計がリセットされてスッキリと目覚めるはずが、いつまで経っても暗いので寝坊する恐れもあります。
部屋を真っ暗にしなければ寝れない方は、カーテンの色味を変えてみるのがおすすめです。同じ遮光カーテンでも光を通しやすい明るい白や水色がよいでしょう。
寝坊しない対策として、夜更かししないのは当然のことですが布団に入ってからスマホを見たり寝る前にがっつり夜食を食べるなどしないこと。いまの生活リズムを見直してみるのが重要です。
お風呂で身体をあたためた後、ゆっくりと柔軟体操してほぐしたり睡眠の質を向上させる飲み物(白湯・ホットミルク・ホットココア・ホットジンジャー)など就寝前に飲むのもおすすめです。
目覚まし時計をベッドから離れた位置におくなど、あなたにピッタリの寝坊対策をみつけてくださいね。
日中でも照明が必要
遮光カーテンは、外からだと顔の表情が確認できないレベルなのでカーテンを閉めれば真っ暗になります
ちょっとした家事や仕事をするときも暗いので、日中でも照明が必要になります。冬は日が差し込まず室温が上がりにくいためエアコンや石油ファンヒーターを使うシーンが増えます。
遮光カーテンは普段家族があつまるリビングにとりつけるのではなく、昼間暗くしたいお部屋だけ取り付ければOK!お部屋を暗くする必要がないときは、レースカーテンのみで過ごすのもおすすめです。
部屋が暗くて気持ちが落ち込む
側道沿いにお家がある方やとなりのお家との距離が近い方など、日中カーテンを閉めておかないと外の視界が気になり生活できない場合があります
遮光カーテンは、昼間でもほぼ真っ暗になるので解放感はなくなります。
お部屋の解放感をアップさせるには、遮光カーテン1級の色味を工夫しましょう。明るくて光を通す白を選べばお部屋の印象が変わります。
リフォーム費用がかかりますが、壁紙の色も白にすると暗くて気持ちも落ち込む部屋が垢抜けます。
ホームセンターにいけばフローリングの色を変えられる断熱シートが売っています。おしゃれなグレージュや明るい白などで解放感を出してみるのもおすすめです。
カビが生えやすいことも
遮光カーテンを使うと日当たりの悪い部屋になります。また特殊加工した生地で分厚いのでお部屋の風通しも悪くなります。
結露しやすいカーテンの生地裏側や窓のサッシなどカビが生えやすい状態になります。
カビ対策として定期的に窓を開け換気をすることが重要です。冬に加湿器を使ったときは特に注意が必要です。海沿いでいつも湿気のあるお家は、通気性の高い天然素材のレースカーテンの併用もおすすめです。
「ウォッシャブル」タイプのなら自宅の洗濯機でお手入れできてカビ対策できますよ。
遮光カーテンでは完全に真っ暗にできない
遮光カーテンは、遮光率99.99%以上で「人の顔の表情が識別できないレベル」なのです。
とはいえ遮光率100%ではないので生地全体からの光漏れをゼロにはできません。
カーテン専門店では、裏面コーティング等で遮光率100%の生地のものを完全遮光カーテンと呼ぶ場合があります。生地全体から光漏れさせたくない方は、完全遮光カーテンも検討してみてくださいね。
遮光性だけでなく断熱効果も上がり快適に過ごすことができますよ。
窓の隙間などの光漏れが目立つ
最近は、窓の大きさやかたちなど色々な種類が増えています。窓のサイズに合わせて採寸をしないと遮光率の高いカーテンを選んでも窓の隙間などの光漏れが目立つので気をつけてください。
丈の長さはアジャスターフックの位置を変えることで調整できますが限界があります。
カーテンレールの隙間があり完全に真っ暗にできないことがあります。
例えば、日中に趣味で映画やホームシアターを楽しめる部屋をつくるなら真っ暗にするほかの対策が必要です。
私はカーテン上から光漏れ対策として、レールの上部を隠す「カーテンボックス」「カバートップ」の設置をしました。お家に眠っているおしゃれな布を使ってカーテンレールの上に布をかぶせるだけで隙間を隠せてアクセントになります。
- カーテンレールの上に布を被せる
- カーテンホルダーを取り付ける
- カーテンボックスを取り付ける
- カーテンバランスを取り付ける
- カーテンレールにカバートップをつける
- カーテンレールを窓枠上部の壁に設置する
- 1cm刻みでオーダーできるカーテン専門店に相談する
窓のサイズに合わせてしっかりと採寸しないと、カーテンの上や横・下からも光漏れする原因になってしまいます。カーテンをオーダーした後に買い替えするのは現実的ではないし。。光漏れ対策するのも意外と手間がかかるものです。
オーダーカーテン専門店に相談すれば、窓の隙間の光漏れ対策できますよ。
遮光カーテンが必要なひと

遮光カーテンのデメリットがあってもこんな方は必要です。
私は子育てしているとき赤ちゃんをぐっすり寝かせてあげたかったし、旦那さんの仕事の関係で夜勤で日中寝かしてあげたかったので遮光カーテンをやめたいけど必要でした。
詳しく解説していきます。
子育てしているひと

遮光カーテンなら日中でもほぼ真っ暗になります。
赤ちゃんは2ヶ月くらいまで昼と夜の区別はついてないですし、赤ちゃんの日光浴も3ヶ月ごろからがおすすめと言われています。また幼稚園や保育園に通う乳幼児も昼寝するので遮光カーテンが役立ちます。
遮光カーテンは断熱効果もあり夏も冬も快適な室温で寝かしてあげられますよ。
夜勤など交代勤務しているひと
遮光カーテンなら朝日や西日も遮ることができます。
夜勤などの交代勤務をしていると昼間ぐっすり寝たい人におすすめです。
日中の外から光漏れで目が覚めてしまうことを防ぐのに役立ちます。
遮光カーテンは、生地が特殊な加工されており分厚くなるため遮光性だけじゃなく防音効果・断熱効果などはぐっと高まります。1級遮光カーテンなら昼間の明るさのストレスだけでなく外の音も気にならず夜勤前まで熟睡できるなど睡眠の質があがります。
紫外線対策したいひと
遮光カーテンは、紫外線も遮ることができるので大切な家具やお気に入りのインテリア雑貨、フローリングの色あせや日焼け対策できます。
カーテンがお肌を守ってくれるため、日焼けによるシミ予防も期待できます。お部屋にいるときは日焼け止めクリームなどのUV対策グッズを塗る必要がなくなります。
春から夏が紫外線の強い時期と思いがちですが、冬の日差しは穏やかだからと言って安心できません。
地上に届く紫外線には、A波とB波があり人の肌に与える影響に違いがあります。
夏の紫外線B波(UV-B)日焼けによるしみやくすみの原因に。
一方冬の紫外線A波(UV-A)は、肌を日焼けさせたりする急激な影響を与えないけど肌にダメージを蓄積しシワやたるみの原因になるそうです。冬の紫外線も将来的に肌トラブルとなって表れてしまう怖さもあるんです。
お部屋にいるときくらいUV対策グッズは不要で過ごしたい人に役立ちます。
夏をエアコンの電気代を節約したい人
遮光カーテンは、外からの光を遮ることはもちろん、特殊加工コーティングされた生地で遮熱や断熱効果もあります。
遮光カーテンを取り付けると室温の上昇を防げます。エアコンは、運転起動させたときから設定温度に近づく間の電気代が一番かかります。部屋の温度が高くなければ冷房運転の設定温度を下げることが可能なので電気代の節約が可能です。
夏の冷房時の温度設定を1℃高くすると約13%の消費電力の削減できると言われていますので電気代の節約効果に役立ちます。
ジリジリと暑い日中に遮光カーテンを閉めておけば、室温上昇を抑えられるので夜エアコンをつけずに快適に過ごせる日もあるかもしれませんね。
今年も電気代高騰のニュースが続いているので、遮光カーテン買い替えのメリット体感できるかも!?
色味によって遮光効果は変わる
遮光率 | 遮光レベル | |
1級遮光 | 99.99%以上 | 人の顔が識別できないレベル |
遮光カーテンは、色味によって遮光効果は変わります。
私は子育てしているとき赤ちゃんをぐっすり寝かせてあげたかったし、旦那さんの仕事の関係で夜勤で日中寝かしてあげたかったので遮光カーテンをやめたいけど必要でした。
カーテンの色によってお部屋の印象が大きくかわるのでぜひ参考にしてください。
カーテンはリラックスできる色を選ぼう
寝室のカーテンの色は遮光カーテンのデメリットを理解しつつ、自分と家族がリラックスできる色を選ぶとよいです。
青や緑色は、気持ちを落ち着かせる効果があるとされています。
壁紙やフローリングの色も含めてアースカラーをバランスよく取り入れてみたいですね。
暗くなりやすい色
部屋が暗くなりやすい色は、光の吸収しやすい濃い色・寒色・中間色です。
濃い色 | 黒色、深い緑色など |
寒色 | 濃紺色、青緑色、青紫色、藤色など |
中間色 | 紫色、緑色、黄緑色など |
深みの濃い色を選べば上品な印象の窓辺作りができます。
とはいえ、部屋が暗くなりやすいので遮光カーテン1級のデメリット(寝坊しやすい・日中も照明が必要)を理解しておく必要があります。
壁紙やフローリングの色を光の反射率が低い淡い色・暖色・ナチュラルな色にするなど部屋全体のコーディネイトをするとおしゃれで快適なお部屋になります。
遮光カーテン1級でさらに部屋を暗くしたい人は、濃い色・寒色・中間色を検討してください。
好きな映画をホームシアターで楽しみたい人におすすめです。
明るくなりやすい色
部屋が明るくなりやすい色は、光の反射率が低い淡い色・暖色・ナチュラルな色です。
淡い色 | 桜色、水色、アイボリーなど |
暖色 | オレンジ、赤、黄色など |
ナチュラルな色 | 生成り色、オフホワイト、ベージュなど |
ナチュラルベージュやオフホワイト、白いカーテンを選べば遮光カーテン1級のデメリット(部屋が暗くて気持ちが落ち込む)を解決できます。
ベージュや白などの壁の色と馴染みがよく遮光カーテンでも圧迫感がありません。
自然素材で優しい風合いをだしたり、花や植物柄でおしゃれな印象を与えることもできます。
寝室には遮光カーテンのデメリットを解決できる明るい白いカーテンが意外と熟睡できました。
日本一のオーダーカーテン専門店のパーフェクトスペースカーテン館では、ほかのお店では取扱数がすくない1級遮光カーテンがなんと171種類もあるんです。
明るい時間に眠りたい。プライバシーを守りたい。コスパも重視したい。こんな方におすすめのカーテンが見つかるはず。
\オフホワイト、ベージュがおしゃれ♬/
遮光カーテンはやめた方がいいの?って悩んでいる方は、部屋が明るくなりやすい色は、光の反射率が低い淡い色・暖色・ナチュラルな色も検討してみてください。