床が寒い。。カーテンの丈が足りないときの対処法と工夫の仕方

カーテンの丈が足りないときの6つの対処法と工夫の仕方

「カーテンを買ったけど、丈が足りなかった」

「フローリングが冷えて寒い」

新生活をはじめるときによくある悩みですが、せっかく買ったカーテンを捨ててしまうのはもったいないですよね。ちょっとした工夫だけでカーテンの丈を長くできます。

最近は、いろんなかたちや大きさの窓が増えているため、実際に取り付けてみると長さが足りないことがよくあるので「カーテンが短いときの対処法」を紹介します。

この記事を書いた人(いより)
  • インテリアコーディネイター
  • インテリア業界5年
  • カーテンの生地の採寸の対応経験あり
私はインテリアコーディネイターとして働いた経験があり、カーテンの横幅や丈の採寸やご提案もしていました。カーテンに関する記事を30記事以上執筆しています。

カーテンの丈が足りないときのデメリットやカーテンの丈を伸ばす方法、失敗しないカーテンの長さ、丈の採寸方法などについて詳しく紹介していきます。ぜひ参考にしてみてください。

カーテンの丈が足りないときのデメリット

カーテンの丈が足りないと、見た目が悪くなる以外に4つのデメリットがあります。ここでは、カーテンの丈が足りないために起こるデメリットを紹介します。

カーテンの丈が足りないときのデメリット
  • 外から室内が見える
  • カーテン下から光が漏れる
  • 床、フローリング冷える
  • 暖房効率が下がる

外から室内が見える

カーテンの丈が足りないと、外から室内の様子が丸見えになってしまいます。

レースカーテンで覆う、床に家具を置くなどして目隠ししましょう。

とくに一人暮らしの女性は、プライバシーを守る・防犯目的のためにも早く対策した方がいいでしょう。

カーテン下から光が漏れる

カーテンの丈が足りないと、裾から光が漏れてしまいます。カーテンの生地に遮光機能があっても下から光が入ってきます。

高窓(ハイサイドライト)の場合、街灯がまぶしくて寝れない。

床、フローリングから冷気が入り込んでくる。

など、部屋が明るくなってしまう以外のデメリットもあります。

寒い。。カーテン下からの光が漏れる原因と光漏れを防ぐ4つの対策

床、フローリング冷える

カーテンの丈が足りないと、床との隙間があり外の冷たい空気が室内に入りこんできます。

私は、関西地方に住んでいた時に京都の「底冷え」を経験しました。

足元が冷えて徐々に体温を奪われるような寒さです。

京都は盆地で日中と夜で寒暖差が大きため寒さを感じやすいのかもしれません。

床やフローリング冷えると、体の芯まで冷えてしまい生活しにくくなってしまいます。

暖房効率が下がる

カーテンの丈が足りないと、外の冷たい空気が入り暖房効率が下がります。

どんなに暖房をつけていても、カーテンの下に隙間があると室内に冷気が侵入していつまで経っても部屋が暖かくなりません。

冷気の7割ほどは窓から侵入してくるといわれているので、窓の断熱対策はとても重要です。

カーテンの丈が足りないときの対処法

新生活に準備したカーテンの丈が足りなくても、すぐに捨てないこと。

工夫次第でカーテンの丈を調整できるから。

カーテンの丈の調整方法
  • アジャスターフックで調整する
  • カーテンリングやカーテンクリップなどで対応する
  • カーテンの裾出しをする
  • 裾を継ぎ足す
  • 横長の家具を置いて隠す
  • 突っ張り棒式のカーテンレールをつける

ここでは、カーテンの丈が足りないときの調整や継ぎ足し方法を紹介します。

アジャスターフックで調整する

カーテンの丈が床まであと数センチ足りないとき、カーテンレールを吊るすアジャスターフックがおすすめです。

引っ掛ける位置を変更するだけで調整できます。

Aフックの場合:下に約1cmほど調整可能
Bフックの場合:下に約5cmほど調整可能

カーテンの足りない箇所がアジャスターフックでない場合でも、ニトリなどのホームセンターや100円均一でカンタンに手に入ります。

カーテンと床の隙間があと数センチたりないときは、アジャスターフックを調節するだけで十分かもしれません。ぜひ試してください。

カーテンリングやカーテンクリップなどで対応する

アジャスターフックで最適な長さに調整出来なかったら、カーテンリングやカーテンクリップなどで対応もおすすめです。

ホームセンターに行けばカーテンフックに継ぎ足して取り付けられるもの、取り外して付け替えるものなどいろんなタイプが販売されています。

直径の大きいカーテンリングやサイズの大きいクリップに取り替えると、約1cmほどカーテンの丈の調整ができますよ。

とはいえ、カーテンリングやクリップは、カーテンレールとカーテンの間にすき間が生じやすいので注意が必要です。

上からの光漏れで悩んでいる方はこちらの記事を参考にしてください。

カーテンの上から光が漏れる原因と光漏れを防ぐ8つの対策

冷暖房の効率が悪くなり電気代がかかるので、カバートップやカーテンホルダー、カーテンボックスなどで隙間対策をするのもおすすめです。

カーテンの裾出しをする

カーテンには、裾の折り返しがあるので裾をほどけば丈を長くすることができます。

既製品のカーテン:1回の折り返しのため約6cmほど丈を長くすることができる
オーダーカーテン: 2回の折り返しのため約15cmほど丈を長くすることができる

カーテンの裾をほどいたら、折り返しを縫い直すだけでOK。

裁縫が得意な方はぜひ試してください。

横長の家具を置いて隠す

カーテンの丈を長くしても窓の隙間ができてしまう方は、最適な長さのオーダーカーテンの注文をしましょう。

応急処置で目隠し方法を2つ紹介します。

私が丈を間違えて注文したときは、買いなおしのオーダーカーテンが届くまで下の隙間を横長の家具を置いて隠しました。

部屋にあるローボードや3段ロッカーを横置きするだけで余分な費用が掛かりません。

カーテンのサイズを測って商品が届くまでの間の応急処置におすすめです。

突っ張り棒式のカーテンレールをつける

カーテンの下の隙間が大きい時は、突っ張り棒式のカーテンレールをつけることで目隠しできます。

お家に使っていない突っ張り棒があれば、窓の下側部分に取り付けて目隠しできます。

ただ外からみると、突っ張り棒式のカーテンレールに生地に違和感を感じるかもしれません。

オーダーカーテンでぴったりサイズのカーテンを製作も検討してみてください。

カーテンの丈、適切な採寸方法

カーテンの採寸方法は、窓のかたちによって違います。

カーテンの丈が足りない。サイズで失敗しないよう窓のタイプ別に測定方法を紹介します。

カーテン丈の測り方

まず高さのサイズを測るときは、メジャーと脚立を用意してください。

カーテン丈の測り方は、日本一のオーダーカーテン通販パーフェクトスペースカーテン館の情報を元にご紹介します。

高さのサイズを測る
引用:パーフェクトスペースカーテン館

カーテン丈は、固定ランナーの下部分からメジャーで測るのが適切な採寸方法です。カーテンレールから計測すると丈が短くなるので注意してください。

パーフェクトスペースカーテン館で紹介している、窓タイプ別の適切なサイズを下記にまとめました。

窓タイプ別の適切なサイズ
  • 掃き出し窓:裾を引きずらないよう床から-1cm※1※2
  • 腰高窓:光漏れを防ぐため窓下から+15cm
  • 出窓の正面付け:光漏れを防ぐため窓下から+15cm
  • 出窓の天井付け:レールから窓台までのサイズか結露や汚れが気になる場合は窓台から-1cm

※1、掃き出し窓の遮光カーテンで隙間からの光漏れが気になる場合は、-1cmせずに床にぴったりと沿うサイズでオーダーしてください。

※2、レースカーテンの場合は、ドレープカーテンの裾からレースカーテンが見えてしまわないようドレープカーテンより-1cmをおすすめします。

オーダーカーテンのメリット

オーダーカーテンってなんだか難しそう。。採寸から注文まで初心者では出来ないのでは!?って思っている方が多いです。オーダーカーテンの注文は各項目選ぶだけでカンタン。

実際には既製カーテンにはないメリットがたくさんあります! 

オーダーカーテンのメリット
  • 1cm刻みでオーダーできる
  • 即日配送してくれる
  • おしゃれなカーテンが多い

オーダーカーテンの4つのメリットと初心者でもわかる注文方法を紹介していきます。

1cm刻みでオーダーできる

オーダーカーテンは基本的に1cm刻みで注文することができるため、いろんな形・サイズの窓にピッタリのカーテンを取り付けられます。

窓タイプ別の適切なサイズより、丈を長くして防寒対策や光漏れ対策することもできます。

既製品カーテンでピッタリのサイズが見つからなかった方は、ぜひ検討してみてください。

即日配送してくれる

カーテンの丈が足りないと、生活の様々な悩みがでてきます。

カーテンの丈が足りないときのデメリット
  • 外から室内が見える
  • カーテン下から光が漏れる
  • 床、フローリング冷える
  • 暖房効率が下がる

特に女性の一人暮らしは、防犯対策のためにオーダーカーテンで最適な長さに買いなおす必要もあります。

オーダーカーテン通販では、注文してから最短翌日してくれるお店が多いため商品が欲しいと思った時にすぐに手に入ります。

おしゃれなカーテンが多い

オーダーカーテンは店舗で在庫を抱えなくていいため、いろいろなデザインのカーテンを取り扱うことができます。そのため生地の柄・素材・色など種類が豊富に揃っておりおしゃれなカーテンも多いです。

インテリアテイストや特集ページからお気に入りのカーテンを見つけることができます。

たとえば日本一のオーダーカーテンのパーフェクトスペースカーテン館では、おしゃれなカーテンが5000点も揃っています。

今注目の北欧カーテンやムーミンここにいるよ。特集も。

色彩がフォトジェニックなモロッカンカーテン。

SNSで大人気の韓国風カーテンも。

豊富な生地・柄・素材選びでおしゃれな空間作りができます。

オーダーカーテンの注文方法

自分で採寸して最適なサイズの既製品カーテンを見つけるのは大変そうと感じる方は、オーダーカーテンの注文がおすすめです。

オーダーカーテンは、4ステップだけでとてもカンタンです。

オーダーカーテン注文までの流れ
  1. 生地を選び、サンプルを取り寄せる
  2. 採寸してサイズを決める
  3. 仕様を決める
  4. 注文する

オーダーカーテンの通販では、初めて注文する方でも正確に測れるように各商品ページ採寸方法が紹介されています。採寸方法が不安なときは、専門知識のあるスタッフに直接確認することもできますよ。

また生地の長さは1cm単位で注文できるので、カーテンの丈が足りないという悩みを解決することができます。

オーダーカーテンの注文方法がなんだか難しそう。。と感じている方へ。

【初心者向け】オーダーカーテンの注文方法、失敗しない選び方をプロが解説!

注文までの流れをまとめた記事を参考にしてください。

まとめ

今回は、「カーテンの丈が足りないときの対処法と工夫の仕方」について解説しました。

カーテンの丈が足りないと、下からの光漏れや床の底冷えだけでなく、外からの視界を防ぐためにも対策や工夫が必要です。

カーテンの丈の調整方法
  • アジャスターフックで調整する
  • カーテンリングやカーテンクリップなどで対応する
  • カーテンの裾出しをする
  • 裾を継ぎ足す
  • 横長の家具を置いて隠す
  • 突っ張り棒式のカーテンレールをつける

工夫をしても丈が足りないときは新しくカーテンを買い直すこともおすすめします。今回紹介した窓別のカーテンサイズの採寸方法を元に、最適なサイズのカーテンを手に入れてください。

オーダーカーテン通販を利用すれば、適切な長さのカーテンで生活の悩みを解決できますよ。

床が寒い。。カーテンの丈が足りないときの対処法と工夫の仕方
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